ゴミ屋敷になってしまう原因にはさまざまあり、親元で暮らしていたものの就職や進学によって一人暮らしをするようになり、今までは親が部屋の片づけをしていてくれたことから自分では片付けをするのが苦手という人もいます。片付けができなくてゴミ屋敷になってしまうというケースもありますが、かつては自宅で自炊をして普通に生活をしていたという人も中にはいるものです。ゴミ屋敷内のゴミの中には飲食物も含まれているものであり、それによって腐敗がどんどん進行してしまいます。上に物を積み続けることによって腐敗に気が付かないこともあり、下のゴミになるほど腐敗がひどいことも多いものです。
ゴミ屋敷の片づけは本人ではどうしようもないことも多く、家族が訪問をして手伝って一からきれいな状態にしてあげることも重要です。しかし、家族がいない人になれば専門の業者を利用するという方法もあります。
不用品回収業者では、自宅内のいらないものを処分してくれるとともにオプションサービスとして片づけもやってもらうことができます。ゴミにはたくさんの種類があり、自治体のゴミ回収に出すとなれば分別が必要になってきます。また、一気にたくさんのゴミを出すことはできないものであり分割して出す必要がありますが、業者がまとめて持って行ってくれるので次の日からきれいな状態で暮らし始めることができます。
ゴミ屋敷内には貴重品が混じっているということも多く、年金手帳や通帳、小銭が散らばっていることもあります。業者のスタッフは、どれを処分していいのかを一つ一つ確認をしてくれるので、処分されてしまったという心配もありません。物を片付けた後には床や壁の清掃もお願いすることができます。下の方のゴミになれば腐敗をして床にまでしみだして一般の人では落とせないような状態になっていることもありますが、業務用の洗剤でしっかりと汚れを落としてくれるので、賃貸住宅であっても安心です。